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【ゆいぷら ユーザーインタビュー 第二弾(2/2)】 補助金を活用した販路開拓の実現神話 (株)松幸産業

✨ゆいぷら ユーザーインタビュー第二弾!! 沖縄発!補助金で開発したHACCPクラウドサービス「haccplog」が、食品企業の課題を解決!

こんにちは。

ゆいぷら事務局です。

今回も前回に引き続き、ゆいぷらのユーザーでおられる、沖縄県のうまいものを包む㈱松幸産業のインタビュー内容をご紹介いたします。

補助金を活用し、新たなクラウドサービスの提供を開始されたとのことで補助金の活用方法や課題に関して(株)松幸産業・開発統括の末吉様にお話をお伺いしました。

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▲㈱松幸産業・開発統括の末吉様

★(株)松幸産業の「公式ホームページ」はこちら★

補助金の活用とその課題

ゆいぷら事務局:食品衛生管理のクラウドサービス、haccplog(ハサップログ)の開発に補助金を活用されたとのことですが、どのような補助金を活用されたか教えていただけますか?

末吉様:私たちは、haccplog(ハサップログ)というクラウドサービスを開発・提供しており、こちらのシステムの開発費用に対して沖縄ITイノベーション戦略センター( ISCO)さんが展開している「ICTビジネス高度化支援事業 技術高度化ステージ」という補助金を2期にわたって活用しました。このサービスは最初から大規模に展開するのではなく、まずは小規模なプロトタイプを作成し、段階的に機能を追加していく形で進めました。補助金を活用しながらテストや改良を繰り返し、最適な形を模索することができました。

ゆいぷら事務局:そのように段階的に開発を進めることで、ビジネスとしての成功を確かめながら進めることができたのですね。補助金を申請する際は、事業計画を立てることが重要だと思いますが、どのように進めたのでしょうか?

末吉様:その点、非常に苦労しました。補助金の申請フォーマットは、基本的にウォーターフォール型のプロジェクト(作業内容を明確なフェーズに分割し、上から順番に進めていくプロジェクト管理手法)を前提としています。一方で、私たちはアジャイル開発(大きな単位でシステムを区切らず、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていく手法)を採用しておりました。段階的に機能を追加しながら進めるスタイルです。この違いを乗り越えるために、開発のスプリントを細分化し、それをウォーターフォール型のプロジェクトに見せる形で補助金の申請を進めました。このような工夫をすることで、補助金の要件に合わせた計画を立てることができました。

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★ハサップログの公式サイトはこちら★

ゆいぷら事務局:そのような柔軟なアプローチで補助金の計画を進めたのですね。開発過程でプログラミングや技術的な課題にも直面したのではないでしょうか?

末吉様:はい、技術的な課題は多くありました。まず、私たちはスタートアップではないので、資金調達に苦労しました。プロジェクトを進めるためには、外部のエンジニアに協力してもらう必要がありましたが、補助金を活用したことで、外部エンジニアの委託費用を無理なく調達でき、様々な技術的な課題を迅速に乗り越えることができました。また、この補助事業は、金銭面(補助金)のみのサポートだけではなく、補助事業期間中、人材(外部エンジニア等)の紹介・マッチング支援や、事業計画のレビュー等、このプロジェクトを成功させる為必要な様々な支援をISCOさんより提供していただきました。この補助事業は、我々のプロジェクトの初期段階を支える重要なリソース及びサポートとなりました。

ゆいぷら事務局:補助金を支給するだけでなく、多方面からの伴奏支援があったのですね。心強いですね!補助金や助成金の情報収集はどのように行われたのでしょうか?

末吉様:情報収集は大きな課題でした。開発初期の段階は、知人からの情報や沖縄県の関連事業者が発刊している補助金ガイドブックに頼ることが多かったのですが、今振り返ると、ガイドブックに載っていない補助金を見逃していたことが多々ありました。現在は、補助金情報を提供するゆいぷらの補助金マッチングサービスを活用し、短期間で公募が終わってしまう補助金や助成金もキャッチできるように対応しています。見逃しを防ぎ、「もったいない」がなくなりました!

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補助金・助成金情報を活用した営業戦略

ゆいぷら事務局:補助金・助成金の情報を、営業活動に役立てておられるとのことですが、具体的にどのように役立てていますか?

末吉様:お客様がhaccplog(ハサップログ)を導入する際に活用できる補助金の情報を提供することで販売を促進しています。これは非常に効果的で、先月(2024年6月)だけでも13件のサービス申し込みの相談がありました。クラウドサービスを提供している事業者のあるあるだと思うのですが、お客様と商談した後、先延ばしにされたり忘れられがちになります。しかし、商談の際、導入時に活用頂ける補助金を紹介することで、その補助金の各期日までにアクションを起こしてもらいやすくなり、先延ばしにされていた商談が、次のステップへと進めやすくなりました。ゆいぷらの補助金マッチングサービスから得られる補助金・助成金情報は、自社が使えるもののみでなく、弊社のお客様にご利用頂ける情報も見つかるので、大変助かっています。補助金・助成金の情報がマーケティングの一環として機能することを発見したのは、私たちにとって非常に大きな成果です。

ゆいぷら事務局:サービス導入時に活用できる補助金の情報を提供することで、導入の意思決定を促進し、売上増加にも繋がっているのですね。ゆいぷらを使いこなしていただきありがとうございます。本日はインタビューにご協力頂きありがとうございました!

 

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今回も2週に渡って、(株)松幸産業のゆいぷらユーザーインタビューをお届けいたしました。

みなさん、(株)松幸産業のインタビューどうでしたか?

沖縄県には美味しい食材がたくさんあります。美味しい食材というのも沖縄県の大きな魅力の一つですよね。

その食材を扱う食品会社のベストパートナー(株)松幸産業の魅力をこのインタビューを通じて届けられたと思います。

(株)松幸産業の末吉さんが仰ってたように補助金によっては、事業計画のカタチまで指定されるものもあるようで、

実際のプロジェクトをその型にはめ込むことも求められる場合があるようですね。

補助金や助成金の情報収集に関しては、弊社が開発したゆいぷらの補助金マッチングサービスを活用し、金額が小さいものから大きいもの、公募期間が短いものまで、

簡単にキャッチでき、もったいない思いはもうされていないようですし、更に、補助金や助成金は自社の為にはもちろんですが、

自社のサービスや商品を販売する際に併せてご紹介することで、お客様もお得に購入できるので、購入の意思決定を促進できるようですね。

この度はお忙しい中、インタビューにご協力頂きありがとうございました!

㈱松幸産業さんのこれからのご活躍を期待しております!

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