こんにちは。ゆいぷら事務局です。
みなさん、こちらのトラック、沖縄県民であれば誰もが街中で見かけたことがあるのではないでしょうか?
そうです。
沖縄県の食品業界にとって唯一無二の会社、食品の包装や衛生に関することなら我々にお任せ!!
食品会社のベストパートナー (株)松幸産業 です。
実は(株)松幸産業さんもゆいぷらを活用しているユーザーなんです。
ということで今回のゆいブログもユーザーのところへ訪問し、お話しさせて頂くゆいぷらユーザーインタビューをお届けします。
ゆいぷらユーザーインタビューの第二弾に登場するのは先程も紹介しましたが、沖縄県内で40年以上、食品会社を全力サポートし常にお客様に寄り添ってきた(株)松幸産業さん。
その(株)松幸産業さんに事業内容やゆいぷらについてたっぷりお話を伺いましたのでその様子をお伝えします。
インタビューに答えてくれた開発統括の末吉様から補助金を活用した販路開拓のリアルな声や、日頃の営業にゆいぷらを活用頂いている様子などを今回から2部の記事に分けてご紹介いたしますのでよろしくお願いします。
ゆいぷら事務局:本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。まず最初に、㈱松幸産業さんの会社について教えてください。
末吉様:もちろんです。㈱松幸産業は私の父が立ち上げた会社でして、今年(2024年)で創業44年を迎えました。当初は小さな店舗で、お肉や野菜の買い付けを行っていましたが、スーパーマーケットの進出が増える中で、食品トレーの販売にシフトしました。最初から食品トレーを狙っていたわけではなく、父の包装資材業界での経験が自然な流れでこの事業に結びついたと思います。食品トレーは、食品業界で常に必要とされる消耗品である上、急速にニーズが高まった中での業態変更は、タイミング的にも良かったと思います。
ゆいぷら事務局:食品トレーに限らず、他にも様々な商品を取り扱っているとお聞きしましたが、どのようなものを扱っているのでしょうか?
末吉様:はい、食品トレー以外にも、食品加工機械や衛生備品、洗剤、アルコールなど、食品製造に関連するアイテムを幅広く取り扱っています。食品そのものは扱っていませんが、食品業界を支えるために必要な全ての周辺アイテムを提供しています。これが、私たちの事業が長く続いている理由の一つだと思います。
ゆいぷら事務局:㈱松幸産業さんの強みや他社との差別化ポイントについてお聞きしたいのですが、どのような点が挙げられますか?
末吉様:私たちは、物販だけでなく、お客様の課題解決に寄り添うことを大切にしていおり、その姿勢が、今の社風に深く根付いていると思います。過去には、扱っていない商品を求めているお客様に対しては、他のお店を探し回り、求められている商品を調達してくるなど、柔軟な対応を行った従業員もいました。こうしたお客様への密着したサポートが、私たちの強みです。また、理念として「食品会社のベストパートナーになる」という目標を掲げており、それに共感してくれる方を採用しています。この理念が、会社全体の良い雰囲気を作り出しているのかもしれません。
ゆいぷら事務局:食品関連の商品からデジタルサービスにまで事業を広げているとお聞きしましたが、具体的にはどのようなサービスでしょうか?
末吉様:はい、HACCPという衛生管理法に関する業務のデジタル化を進めています。食品業界では多くの書類を使って衛生管理を行う必要がありますが、その作業がいまだにアナログであり、めまいがするほどの紙媒体の資料を裁く必要があり、現場に非常に大きな負担が生じています。また、食品業界でも人手不足が深刻になっていますので、クラウドサービスはその解決策の一つだと考えています。そこで、クラウドサービス(haccplog - ハサップログ)を開発し、お客様の作業コスト及び負担の削減を目指しております。haccplogを開発する段階で、補助金を活用しました。
ゆいぷら事務局:クラウドサービスの開発も、お客様のニーズに寄り添った結果なのですね!補助金も活用されたとのことですが、こちらは後ほど詳しくお伺いします。システム開発において、大切にされているポイントを教えてください。
末吉様:システム開発において重要なのは、お客様のニーズを的確に理解し、それに基づいたシンプルで効果的な解決策を提供することです。機能が多すぎると使いにくさを招くため、常にシンプルさを意識しながら、ユーザーが直感的に操作できる設計を心がけています。また、開発過程で生まれる創造的なアイデアや、問題を解決する瞬間は大きな喜びです。これらの点を重視することで、システムが使いやすく、お客様にとって更に価値のあるサービスになるよう努めています。要望やアイデアの優先順位付けでは、まずカテゴリごとにアイデアを整理し、お客様のニーズやビジネスへの影響、技術的な実現可能性を総合的に評価します。たとえば、複数の顧客から異なる要望があった場合でも、1つの改善で同時に両方のご要望を解決できるように工夫しています。このように、複数のニーズを一つの解決策にまとめることで、効率的かつシンプルなシステム開発を実現しています。また、機能が複雑にならないように注意し、必要最低限の機能を追加することで、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指しています。
今回のユーザーインタビューはここまでになりますが、私たちの生活にも少なからず関りがある松幸産業さんは徹底的にお客様のニーズに寄り添った経営理念によって、お客様からの厚い信頼を得られているようですね。
本来、新しい事業の開拓は消極的だったとのことですが、補助金を活用し、クラウドサービス(haccplog - ハサップログ)を展開され、更にお客様の課題に寄り添ったサービスを展開されているようです。
次回は、補助金をどのように活用されたか、また活用時の課題などをご紹介いたします。
お楽しみに!
続きを読む➡【ゆいぷら ユーザーインタビュー】 補助金を活用した販路開拓の実現神話 【2/2】